猫がごみ箱を漁らないための対策
猫を飼っている人なら、ごみ箱を漁られてごみが散乱してしまったという苦い経験をしたことが何度もあるのではないでしょうか。猫がごみを漁る原因というのは様々ですが、中でもお腹が空いていたり、かまって欲しかったりしてごみ箱を漁ることが多いと考えられています。
では、猫がごみ箱を漁らないようにするには、どういった対策が効果的でしょうか。
まず、猫をきちんとしつけてごみ箱を漁ることはダメなことだということをみっちりと教え込むのが良い方法です。猫は犬と同様、しつけをきちんとすれば学習する動物なので、ごみ箱漁りでは飼い主の気を引くことはできず、逆に怒らせてしまうことだということを態度で示すようにします。
特に、子猫のうちからごみ箱漁りをしないようしつけることは有効なので、猫を飼うのであれば、トイレのしつけと一緒にごみ箱漁りをしないようにしっかりしつけをしましょう。
それに加えて、猫の寂しさやストレスを取り除くために猫をかまってあげることも大切です。
さらに、猫を空腹のままにしておかないことで、ごみ箱漁りは改善します。お腹が空いているとどうしても食べ物の臭いのするごみ箱から食べ物を探すようになるからです。
そこで、餌を入れる皿に少量で良いので餌を入れておくのがごみ箱漁りをやめさせるのに効果的です。ただ、餌の与えすぎは猫の健康を害してしまう恐れがあるので、与えすぎないよう注意しなければなりません。
最後に、猫対策として最も効果的なのは、ごみ箱に香りをつけてしまうことです。
いわゆるマーキングという方法です。特に、猫は柑橘系の匂いが苦手なので、ごみ箱に柑橘系の香りのするフレグランスやアロマオイルをふりかけたり、染み込ませておいた布を忍ばせたりしておきます。
そうすることで、劇的に猫がごみ箱に近寄らなくなります。
以上のように、猫のごみ箱漁りにはいくつか有効な対策方法があります。原因をよく見極めて、対策を講じてみると良いでしょう。