どんどん解決する不用品とごみトラブル
生ごみを庭で堆肥にするときには深く埋める

生ごみを庭で堆肥にするときには深く埋める

家庭内で出た生ごみは堆肥化容器などで処理すると、家庭菜園などで使える堆肥にすることが出来ます。質の良い堆肥が出来るだけでなく、ごみも減らせて一石二鳥です。

堆肥化するための専門容器にはバケツ型のものやダンボールなどで作られたコンポストがあり、それを活用すれば初心者でも比較的簡単に堆肥を作ることも可能です。
堆肥を作るときに容器を設置するのは、温度や湿度の影響を受けにくい場所を選びましょう。また直射日光があたらず、風通しの良い場所だと安心です。作っている最中には臭いがすることもあるので臭いが気にならない場所、近所の人に迷惑にならない場所を選ぶことも大切です。

設置する前には庭に深い穴を掘りましょう。
掘る穴の深さは20cm〜30cm以上で、出来るだけ生ごみが多く入るようにしておきます。

特に堆肥を作る場所が狭い、容器が小さいときには生ごみを沢山入れられるように深く掘るのがポイントです。さらに穴を深くして埋めると地面の土と混ざりやすくなり、生ごみの分解も順調に進みます。

スピーディーに仕上げたい、しっかりとした堆肥を作りたいときには深めに埋めることが重要です。穴を掘るときには大きめのスコップを使い、しっかり深い穴を作るようにします。

掘っている途中で土の塊や石ころが見つかったときには取り除いて、穴が深くなるように工夫します。深さが分からないときにはメジャーや定規を使って、深さを調べるのも賢いやり方です。
穴の直径は専用容器の大きさに合わせて調整しましょう。容器よりも直径が広いと容器から生ごみがはみ出して、分解が上手く進まないことがあるので注意します。

投入して大丈夫な生ごみは、人が食べられるものです。野菜のクズや肉の破片などです。
ですが腐りかけている生ごみは生ごみの分解の邪魔をしてしまうので、なるべく避けるようにしましょう。
水気が多い生ごみも腐ってしまう原因となるので、一度絞ってから投入するようにします。蓋をして、臭いを漏らさないようにすることも大事です。