
屋外にごみを放置すると害虫のリスクが発生します
部屋の中に不用品があると、不快な気分になったり生活スペースが減ったりと、色々なデメリットが出てきます。そういった理由から、暮らしで出た不用品や生ごみなどを屋外に移動させる方々がいます。
一戸建て住宅なら庭先、マンションならベランダなどの屋外へ移動すれば、そういったデメリットが解決します。ただ、屋外に移動させる対策はあくまで一時しのぎだと思った方が賢明です。
特に生ごみは、虫を呼び寄せる要因になりやすいです。魚介類や野菜、果実のクズには虫が湧きやすく、短い期間でも屋外に放置するのは避けたいところです。僅かな量でも、害虫が発生しやすく、春から夏場にかけては特に気を付けましょう。
高層マンションのベランダでも、屋外に生ごみの袋を放置していたらどこからともなく害虫がやってくる恐れがあり、高層階だからといって油断は禁物です。
害虫対策に、虫よけのスプレーをしたり、虫が嫌うハーブを植えたり、蚊取り線香を焚く等、色々な対処法がありますが、十分な対策になるとは限りません。そういったいわゆる対処方法にこだわるよりも、そもそもの原因である生ごみを、極力放置しない事こそ根本的な対策となるでしょう。
害虫の中には古紙を好むタイプがいります。
ダンボールや古雑誌、古新聞などを屋外に放置し続けるのも避けたいところです。ネット通販サイトやスーパーマーケットを日常的に利用すると、自然と段ボール箱が自宅に溜まっていきます。新聞や雑誌を定期購読すると、やはり読み終えた物が山積していきます。
屋外に放置された古紙は、害虫の住処になりやすく要注意です。
木製の雑貨や家具などもベランダや庭に放置するのはNGです。
天然素材で作られた木の家具や雑貨は、害虫の餌や住処になる可能性があります。巣を作ったり、卵を産み付けられたら一大事です。一度虫の大量発生や繁殖を許してしまったら、駆除する事が大変です。
駆除費用が掛かったり、いつ家の中に侵入してくるか不安な日々を過ごさないといけないので、不用品の屋外放置はやめましょう。